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つまづいてばかりのこれまでを「変えていく」足跡ブログ

【読書】1週間で読んだ3冊の本

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こんにちは、ゆばしです。

最近、「買ったけど読んでいない本」が溜まっていたので読み進めています。

ここ1週間で3冊読み終えたので、簡単に紹介します。

2017.08に読んだ3冊

今回紹介する本は3冊。どれも文庫で出版されています。どれも素敵な作品です。

読み終えた順番に紹介します。

又吉直樹『第2図書係補佐』 

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)

 

お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんの書評エッセイです。幅色いジャンルの47冊の紹介と、それにまつわる著者の日常が収録されています。

又吉さんといえば芥川賞作品『火花』があるけど、これを読んでからすっかり又吉さんの作品の中毒みたいになって読み進めている節がある。

東京駅前の本屋で『劇場』のサイン本を運良く購入できた日から、ますますその中毒性は強くなっていて、あの底なし沼のような陰鬱な雰囲気が好きだ。

劇場

劇場

 

 

さくらももこ『もものかんづめ』

もものかんづめ (集英社文庫)

もものかんづめ (集英社文庫)

 

 アニメ・ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこさんの91年発売の初エッセイ。2017年集英社のナツイチ対象作品です。

この本を手に取ったのは7月終わりの本屋だった。高校生の時以来に入店したであろうその本屋で時間を潰していた時に、なんとなく気になって買ってみた。

ナツイチが始まると、季節は夏なんだという気分が湧いてくる。本を一冊持って出かけたくなる。以前に東京に住んでいた時は実家のある岩手まで、青春18きっぷという普通電車乗り放題を利用して、1日をかけて帰省したものである。その時には鞄の中に文庫本を入れていた。いざ電車に乗ってしまうと、窓の奥に広がる風景に気を取られて本を読むことを忘れてしまうのだが。

この作品には、著者の日常を面白おかしく収録されている。まる子ちゃんのイメージとはかけ離れているように思える、さくらももこさんのドライな目線もまた面白い。

オススメは『メルヘン翁』。祖父が亡くなったときのエピソードである。もっと早く読んでおきたかった。これを読まないでいるのは勿体ないと、本当に思う。

 

森絵都『カラフル』 

カラフル (文春文庫)

カラフル (文春文庫)

 

 生前の罪によって輪廻のサイクルから外されてしまった主人公が、再挑戦のチャンスを得て、ホームステイ先の家族と学校生活の中で悪戦苦闘しながら成長していくストーリー。

この本を知ったのは、相方が教えてくれたからであった。なんでも、図書館で読みたくなる本らしい。相方も高校生だか中学生の時に読んだと言っていた。

生憎、学生時代は本を読むという事が出来ない人だったので、この本のことも知らなかった。当時は「活字を読んでどうなるわけ?テレビの方が面白いよ」なんて生意気なことを言っていた記憶がある。今の自分からは到底考えられぬ発言だ。

若い頃に読書をすることは、本当にいいことなんだろうと思う。特に中学・高校の時。発想が柔軟になる。無駄に悩んだり苦しんだりする必要も減ると思う。同じような人が本の中に描かれているだけで、安心したりもする。そういう安心が、僕はあの頃欲しかったと、今になって思う。

この作品の中にも「家族」の問題が出てくる。家族の問題というのは閉鎖的である。常識が通用しなくなる場所である。しかしどこまでも温かくなる可能性も持っている。

それにしても、この作品にもっと早く出会いたかった。そして、今出会えてよかった。

 

おわりに

今回は3冊の作品を紹介しました。自分のエピソードを入れて書いてみましたが、読み辛くなっていないかなと少し不安です。

読書をするって本当にすてきなことだと最近実感しています。時間はかかることですが、毎日少しずつ読み続ける習慣を身に付けると、人生が少しだけ柔らかくなるような気がしています。

感想・コメントお待ちしています。最後までありがとうございました。